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15~25歳が感じている新型コロナウイルス感染症による不安と生活への影響

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新型コロナウイルス感染症の収束が見えない不安な毎日の中、学生や若手社会人の方たちはどのような不安を抱え、生活をしているのでしょうか。ガクマドラボでは緊急事態宣言の対象範囲が全国に拡大されたことを受け、4/17(金)に15~25歳の399名(高校生79名、大学生[短大生・専門学校生・大学院生含む]149名、社会人171名)の方々にアンケートを実施し、実態を調査しました。

◆居住形態


 
49_居住形態2
実家暮らしの割合を見ると、高校生で約9.5割以上、大学生で約7割、社会人で約5.5割となりました。進学や就職を機に、実家を離れる割合が増えています。

◆一日中家族と過ごす中での困りごと(自由回答の一部抜粋)

家族と住んでいる人(実家ぐらし、兄弟姉妹で同居)に、「一日中家族と過ごす中での困りごと」を聞きました。

■高校生

  • せきをするとコロナと疑われる(高1/女性)
  • 特になし(高1/男性)
  • 楽しいんだけれど心が休まる時間が無くストレスが溜まってくる(高2/女性)
  • 勉強をしろと母親に言われる(高2/男性)
  • 1人部屋がなく兄弟と同じ部屋なので、勉強に集中できない(高3/女性)
  • 宣言が出てから塾に行けないので、家での勉強でうるさく集中して取り組めない(高3/男性)

■大学生、短大生、専門学校生、大学院生

  • 就活が進まない(短大2/女性)
  • なんもすることなくて逆に会話ない(短大2/女性)
  • 顔を合わせる時間画多くなり、延々と愚痴を聞かされて辛い(専門1/女性)
  • 特になし(専門2/男性)
  • 話すことがなくなる(大学4/男性)
  • 家族がテレワークをしているため静かに過ごさなきゃいけない時間が1日に何度かある(大学4/女性)
  • 今後のことをいろいろ言われてめんどくさい。(大学4/女性)
  • 特になし(修士1/女性)

■社会人

  • 光熱費が普段より高くなって、親の負担が増えそう(社会人1年目/男性)
  • 仲が良くないので一緒にいるだけで辛い(社会人1年目/男性)
  • 父もリモートなのでリビングで仕事できない(社会人2年目/女性)
  • 在宅ではないので日常はあまり変わっていない(社会人3年目/男性)
  • 困り事は特にありません。(社会人5年目/女性)
  • 私の仕事が公共の交通機関を使わないと出勤できないので家族にうつすんじゃないか心配(社会人5年目/女性)
  • 在宅の日が多くなったため、家族が料理する人数が増え、負担が増えている(社会人6年目以上/男性)

家族と暮らしている人では一人の時間やスペースを確保しにくくなったことによるストレス、家族と長時間顔を合わせていることで色々とうるさく言われること、生活リズムが合わずに些細なことでイライラすること、家族がテレワークをしていることで自由にリビングや部屋を使えないこと、などへの不満があがりました。特に受験生(高校3年生)や就活生(大学4年生)の世代になると、親も将来が心配になり、干渉してしまうことが子供のストレスに繋がってしまうことがあるようです。

◆一日中一人で過ごす中での困りごと(自由回答の一部抜粋)

■高校生

一人暮らしの人(アパート、マンション、学生マンション、寮)に、「一日中一人で過ごす中での困りごと」を聞きました。 

  • いつまで寮に戻れないのか(高1/女性)

■大学生、短大生、専門学校生、大学院生

  • 光熱費(専門1/女性)
  • 体調を崩した時、見舞いの人を家に入れられないので不安(専門2/男性)
  • なにもやることがなくて暇。バイト先はふつうに営業しているが、バイトにいってくべきか悩む。休んだらお金が入らないので生活に響く(専門2/女性)
  • 一人でいると考え込んでしまい、コロナウイルスに対しての不安が大きくなってしまう。(大学1/女性)
  • 病気にかかったときに一人でできないことがあった時困る(大学3/男性)
  • 学校も無いし実家に帰りたいけど移動も怖くて動けない(大学4/男性)
  • なにかあったときに頼る人がいない。家の場所的に病院に行くのも大変なのでこわい(大学4/女性)

■社会人

  • 周りに頼れる人がいない。退屈(社会人1年目/女性)
  • 何気ない会話をできる人がいなくて精神的なストレスがたまる。(社会人2年目/女性)
  • 常になにかたべてしまう、身体がなまる(社会人2年目/女性)
  • 検査が受けられないこと(社会人3年目/男性)
  • 体調を崩した時に身の回りの世話をしてくれる人がいない(社会人6年目以上/男性)
  • 体調悪いときに買い出しにもいけない(社会人6年目以上/女性)

一人暮らしの人は、体調を崩したときに頼れる人が身近におらず、看病したり助けてくれる人がいないことの不安、することが無い、音楽やダンスは近所迷惑になるためできない、アルバイトに行けないことにより収入が減る金銭的な不安、話し相手がいない、などの不安の声があがりました。家族と暮らしている人のように家族とのコミュニケーションによるストレスは無いものの、すべて一人で対応しなければならないことに不安を感じているようです。 

◆平日の過ごし方

■高校生 

高校生のTOP5は、1位「YouTubeを観る」81%、2位「勉強をする(学校の課題、宿題など)」63.3%、3位「音楽を聴く」57%、4位「ゲーム」、5位「TwitterやLINEなどのSNSで友達と連絡を取り合う」46.8%となりました。勉強をするのが6割を超えているのは、大学生や社会人と比較しても高校生ならではの結果と言えそうです。
55_高校生_平日の過ごし方

大学生、短大生、専門学校生、大学院生

大学生のTOP5は、1位「YouTubeを観る」76.5%、2位「音楽を聴く」57%、3位「TwitterやLINEなどのSNSで友達と連絡を取り合う」47%、4位「ゲーム」42.3%、5位「部屋の掃除」32.2%となりました。部屋の掃除がTOP5入りしたのは大学生のみで、この時間を使って普段なかなか手につかなかった(あるいは後回しにしていた)部屋の掃除に取り掛かっていると考えられます。

30_大学生_平日の過ごし方

■社会人

社会人のTOP5は、1位「YouTubeを観る」49.1%、2位「NetflixやAmazonプライム等で動画を観る」36.8%、3位「仕事をする(出勤)」32.7%、4位「音楽を聴く」32.2%、5位「TwitterやLINEなどのSNSで友達と連絡を取り合う」26.9%となりました。出勤を伴う仕事がランクインするのは社会人ならではの結果と言えそうです。

303_社会人_平日の過ごし方

各世代で1位となったのは「YouTubeを観る」SNSやLINEで友達と連絡を取り合うことも調査した3世代を問わず共通する行動であることがわかりました。全体的にみて音楽を聴く、動画を観る、ゲームをする等、娯楽が上位にあることから、外に楽しみを求められない分、家の中で手軽に楽しめることにニーズが集まっているようです。

◆今後、就職活動(新卒採用)を控えている方にお聞きします。
 現在抱えている就職活動に対する困りごとや不安なことはありますか?

今後、就職活動を控えている方にお聞きしたところ、約8割以上の方が困りごとや不安が「ある」と回答しました。

120_大学生_就活での困りごと

■困りごとや不安が「ある」と回答した方

  • 志望業界が大打撃を受けており、採用数がへり就職しにくくなるのではないかと心配(大4/女性)
  • 就職活動がしっかりできるのかどうか。都内などにいけないから本当につけたい仕事につかない人が多くでてきそう。今後の状況によっては昨年度も起きた内定取り消しが起きそうで、自分の身に起こったらどうしようと思っている(大4/女性)
  • 何もできてない(大4/男性)
  • どのくらい長期戦になるのか(大4/男性)
  • 就職できるかどうか(大4/男性)
  • いつ就活が終わるのか不安を感じる。早く終わらせて遊びたいので、大変困っている。(大4/男性)
  • 内定貰えるか(大4/男性)
  • 内定が取り消されないか不安(大4/女性)
  • 今の時期にできることがない(大4/女性)
  • 就活関連のことは全て中止、延期になり、就活の終わりが見えない。採用中止の企業も出ているので、就職できないのではとこわい(大4/女性)
  • いつ選考が進み、いつ就活が終わるのかわからないので、将来に不安を感じている。(大4/女性)
  • 県外の説明会に行きづらい(大4/女性)
  • 全てが延期になり、未定であるので将来について不安がある。また、下方修正が殆どの企業で行っているため、新卒の枠自体が少なくなっている。(大4/女性)

■困りごとや不安が「ない」と回答した方

  • 新規に動く必要はないと感じているから(大4/男性)
  • 今は特に動いていない(大4/男性)
  • すでにほぼ終わっているから(大4/女性)
  • 目指す業種の就活は秋以降だから。(大4/女性)


困りごとや不安がある人は、思うように活動できないこと、内定が出るかの不安、今後どう進んでいくのか見えないことへの不安が多くあがりました。
一方で困りごとや不安がない人はすでに就活が終わっていたり、志望業種の就職活動時期が秋以降であることから、今の段階では不安感を抱えていないようでした。ただ、大多数の就活生が先行きの見えない中で、将来に不安を抱えて過ごしていることが明確に表れています

◆新型コロナウイルス感染症が流行する前と現在を比較して、就職活動の準備の仕方に変化はありますか?

■今後、就職活動(新卒採用)控えている方の回答結果  ※回答者数=80ss

320_就活の変化

 就職活動の準備の仕方で最も多かった変化は「資格の取得を目指すようになった」33.8%でした。その他の回答では「副業をはじめた」「何もまだしていない」「WEBが中心になった」等の意見が見られました。自己分析をしたり、エントリーシートの書き方を調べたり、オンラインの採用に関する情報を収集したりと、情報収集に動き始めた人が多いようです。

 

『4月に入ってからの、休日の主な過ごし方』『増えた時間を何に使いたいか』『新型コロナウイルス感染症の影響で、どんな気持ちになっているか』『購買基準の変化』『新型コロナウイルス感染症の終息後にやりたいこと』等、本調査の詳しい調査結果についてご興味がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

※表の数値の単位は%です。

◇調査概要◇
調査期間:2020.04.17
調査対象:15~25歳の399名(高校生79名、大学生[短大生・専門学校生・大学院生含む]149名、社会人171名)
調査方法:WEBアンケート

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